休みの日がギャンブルで全部消えていた頃|朝から深夜まで賭け続けた自分の話

再発を防ぐ

休みの日なのに、
休めていなかった時期があります。

朝から夜まで、
ほとんど一日中ギャンブルをしていました。

朝8時半頃からボート。

土日なら、9時半頃から中央競馬。

夕方までは、競馬とボートを並行して見る。

中央競馬が終わったら、地方競馬か競輪。

夜20時50分頃までは地方競馬。

その後は、深夜24時頃までミッドナイト競輪。

今思い返すと、
休みの日なのに、まったく休めていませんでした。

体は休みでも、
頭はずっと勝負の中にいました。

この記事は、過去の自分を責めるための記事ではありません。

読んでいるあなたを責めるための記事でもありません。

ただ、
ギャンブルが一日をどう支配していくのか。
食事や支払い、生活の感覚がどう見えなくなっていくのか。
当時の自分の壊れ方を、今の目線で整理するための記事です。

もし今、休みの日がギャンブルで埋まっているなら、
少しだけ立ち止まって読んでみてください。

休みの日を取り戻すことは、
生活を取り戻すことに近いと思っています。


休みの日の予定は、ほとんどギャンブルで埋まっていた

当時の自分の休みの日は、
だいたいこんな流れでした。

時間帯当時やっていたこと
8:30頃ボートを見始める
9:30頃中央競馬も始まる
午前〜16:00頃競馬とボートを並行して追う
16:00以降地方競馬か競輪へ移る
20:50頃まで地方競馬を追い続ける
21:00〜24:00頃ミッドナイト競輪を見る

こうして見ると、
休みの日なのに、休む時間がほとんどありません。

当時は、
「今日は一日勝負できる」
と思っていました。

でも今なら分かります。

これは休日の予定ではありません。

現実から目を逸らすための記録でした。

この15時間半の中で、
自分は何回、残高を見るのを避けたのか。

何回、支払いのことを考えないようにしたのか。

何回、
「自分は何をしているんだろう」
という静けさから逃げたのか。

そう考えると、
あれは自由な休日ではなく、
ギャンブルに一日を明け渡していた状態でした。


朝はボートから始まっていた

当時の自分は、
休みの日の朝からギャンブルの予定で頭がいっぱいでした。

朝8時半頃からボートを見る。

土日なら、9時半頃から中央競馬が始まる。

中央競馬が始まっても、
ボートをやめるわけではありません。

競馬を見ながら、ボートも見る。

ボートを見ながら、次の競馬の買い目を考える。

レースが終わったら、また次のレース。

当たっても、次。

外れても、次。

休みの日なのに、
朝からずっと何かに追われていました。

でも当時は、
それを「追われている」とは思っていませんでした。

むしろ、

「今日は一日勝負できる」

「時間がある」

「どこかで取り返せる」

そう思っていました。

今なら分かります。

それは自由な時間ではなく、
ギャンブルに一日を差し出している状態でした。


競馬とボートを並行していた理由

競馬をやりながらボート。

ボートをやりながら競馬。

中央競馬が終わったら、地方競馬。

地方競馬の合間に競輪。

夜はミッドナイト競輪。

当時の自分は、
複数のギャンブルを並行していました。

なぜそこまでやっていたのか。

今考えると、
静かな時間が怖かったのだと思います。

楽しみで複数のギャンブルを追っていた、
とは言い切れません。

むしろ、
脳に考える隙間を与えないようにしていたのだと思います。

ボートの結果が出る前に、競馬の締切が来る。

競馬が外れても、すぐ次のボートがある。

中央競馬が終わっても、地方競馬がある。

地方競馬が終わっても、ミッドナイト競輪がある。

そうやって、
頭を情報で埋め続けていました。

残高を見る時間。

家賃や支払いを考える時間。

「自分は何をしているんだろう」と気づく時間。

そういう静かな現実が怖くて、
次の締切、次のレース、次の買い目で上書きしていたのだと思います。

あれは楽しみというより、
まともに考える力を麻痺させるために、
脳を焼き続けていた状態でした。


食事も適当になっていた

一日中ギャンブルをしていると、
食事も適当になります。

ちゃんと食べるより、
次のレースが気になる。

落ち着いて食べるより、
スマホの画面を見る。

味わうより、
結果を見る。

負けが増えてくると、
さらに食事はどうでもよくなります。

何かを食べても味がしない。

空腹なのかどうかも分からない。

ただ、イライラしている。

ただ、次で戻したい。

そんな状態になります。

人間らしい生活が、
少しずつ後ろに押しやられていきます。

食べること。

休むこと。

寝ること。

支払うこと。

そういう当たり前の生活より、
次のレースが前に出てくる。

今思うと、かなり危ない状態でした。

ギャンブル中は、
生活そのものが視界から消えてしまうことがあります。


残高が減るたびに、金策が頭をかすめる

ネットバンクの残高が減っていく。

そのたびに、
頭の隅に嫌な考えが浮かびます。

どこからお金を引っ張ってくるか。

あといくら使えるか。

どこまでなら支払いを遅らせられるか。

給料日までどうつなぐか。

家賃の支払いを少し遅らせて、
その間に隙間バイトでもして埋めればいいか。

そんなことまで考えたことがあります。

冷静に考えれば、
かなり危ない発想です。

でも、ギャンブル中は、
それを危ないと感じにくくなります。

「少し遅らせればいい」

「あとで埋めればいい」

「勝てば問題ない」

そうやって、生活費の境界線が少しずつ崩れていきます。

管理会社に何と説明するか。

どう言えば少し待ってもらえるか。

そんな言い訳を、
ギャンブルをしながら考えている時点で、
もう生活の中心が完全にズレていました。

当時は、
自分なりに何とかしようとしているつもりでした。

でも今なら分かります。

生活を守るために調整していたのではありません。

ギャンブルを続けるために、
生活の方を無理やり合わせようとしていたのです。

本当は守らないといけないお金まで、
勝負の材料に見えてしまう。

ここが怖いところです。

負けが増えた後半は、
もう勝負ではなく、資金繰りになっていました。

それでも、
「まだ戻せる」と思っていました。


安目を嫌って、中穴を狙って外す

当時、よくあったパターンがあります。

最初に浮かんだ買い目がある。

でも、それは安い。

当たっても、負け分が戻らない。

だから、もう少し配当のある中穴を狙う。

そして外す。

結果を見ると、
最初に浮かんだ安目が来ている。

その瞬間、頭に血が上ります。

「なんで最初ので買わなかったんだ」

「安くても当たっていたのに」

「また自分で外した」

そう思って、さらに熱くなる。

でも今なら分かります。

その時点で、もう冷静ではありません。

「当てたい」ではなく、
「負けを戻したい」になっていた。

だから、安目では納得できなかった。

当たりより、回収を優先していた。

その結果、
さらに外して、さらに熱くなる。

この流れに入ると、
判断はどんどん崩れます。

ギャンブル中の「惜しかった」は、
次の追い銭の燃料になりやすいです。


怒りと自己嫌悪が、体に出ていた

外れた瞬間、
頭に血が上ることがありました。

床を殴ったこともあります。

頭を壁に打ち付けたこともあります。

それを、
大げさな破滅エピソードとして語りたいわけではありません。

本当にきつかったのは、その後です。

少し赤くなった拳を見て、
また自分に腹が立つ。

何をやっているんだろうと思う。

でも、その直後には、
また次のレースが気になっている。

その切り替わり方が、
自分でも怖かった。

怒りも、後悔も、自己嫌悪も、
全部、次の勝負で上書きしようとしていました。

その時点で、
もう冷静な勝負ではありませんでした。

体も、生活も、支払いも、食事も、
全部置き去りになっていた。

ギャンブル中は、
賭けていること以外が見えなくなることがあります。


休みの日なのに、回復していなかった

休みの日は、本来なら体を休める日です。

少し遅く起きる。

掃除をする。

洗濯をする。

ご飯を食べる。

買い物に行く。

散歩する。

寝る。

次の仕事に備える。

でも当時の自分は、
休みの日を回復に使えていませんでした。

朝から深夜までギャンブル。

負ければイライラ。

勝ってもまた次。

食事は適当。

残高を見て焦る。

支払いをどうするか考える。

夜になる頃には、
体も頭もかなり疲れている。

そして翌日、
また普通の顔をして仕事に行く。

月曜日、
周りが「週末ゆっくりした」と話している横で、
自分だけが空の財布と重い体で座っている。

そういう日がありました。

休みの日なのに、
休めていなかった。

むしろ、
来週の自分を苦しめる日にしていた。

今なら、そう見えます。


ギャンブル中は、生活が見えなくなる

この体験から思うのは、
ギャンブル中は本当に生活が見えなくなるということです。

食事。

睡眠。

家賃。

スマホ代。

仕事。

体調。

家族。

明日の自分。

そういうものが、
全部ぼやけていきます。

見えているのは、次のレース。

次の締切。

次のオッズ。

次の入金。

次の当たり。

それだけです。

でも、ギャンブルが終わった後、
生活は戻ってきます。

財布を見る。

残高を見る。

支払い日を見る。

冷蔵庫を見る。

明日の予定を見る。

そこで一気に現実が戻ってくる。

この落差が、本当にきついです。

ギャンブル中は見ないようにしていたものが、
終わった後に全部戻ってくる。

だからこそ、
賭けている最中に一度だけ思い出してほしいです。

そのお金は、勝負金ではないかもしれない。

その時間は、休みではないかもしれない。

その一日は、
自分を回復させる日だったかもしれない。


休みの日を守るために、今日できること

もし今、休みの日がギャンブルで埋まりそうなら、
全部を変えようとしなくて大丈夫です。

まずは、今日だけでいいです。

朝から全部を守れなくても、
午前中だけ守る。

午前中が難しければ、
最初のレースだけ避ける。

最初の入金だけしない。

最初のアプリ起動だけ止める。

それだけでも、流れは変わります。

休みの日にできることは、
大きなことじゃなくていいです。

たとえば、

・朝、スマホをすぐ見ない
・最初のレースを見ない
・財布を別の部屋に置く
昼飯代を先に確保する
・洗濯だけする
・散歩だけする
・誰かに「今日は行かない」と送る
・午前中だけギャンブル動画を見ない
・昼まで入金しない

このくらいでいいです。

特に、昼飯代だけは先に分けてください。

数百円でも、1,000円でもいいです。

どれだけ負けても、
今日、自分にご飯を食べさせるお金だけは残す。

それは小さなことに見えるかもしれません。

でも、そのお金は、
人間らしい生活を守るための最後の線です。

昼飯代まで勝負金に変えない。

そこを守れたら、
その日はまだ全部をギャンブルに渡していません。

ギャンブルをやめるために、
立派な休日を作ろうとしなくていいです。

まずは、
ギャンブルで潰さない時間を少しだけ作る。

それが、休みの日を取り戻す最初の一歩です。


最初の勝負を避けるだけでも違う

一日中ギャンブルをしていた頃を振り返ると、
最初の勝負がかなり大きかったと思います。

朝の最初のレース。

最初の入金。

最初の予想。

最初の動画。

そこに入ると、
一日がその流れに引っ張られやすくなります。

逆に言えば、
最初の一歩を避けるだけでも違います。

朝8時半に始めなかった。

午前中だけ見なかった。

最初の入金をしなかった。

それだけで、
午後の自分が少し変わるかもしれません。

一日を全部変えなくていいです。

最初の一歩だけ変える。

今日はそこからで大丈夫です。


休みの日を取り戻すことは、生活を取り戻すこと

休みの日をギャンブルで潰していた頃、
自分は「勝ちたい」と思っていました。

でも今思うと、
本当に失っていたのはお金だけではありません。

時間。

体力。

食事。

睡眠。

落ち着き。

次の週を迎える準備。

そういうものを、少しずつ失っていました。

休みの日は、
生活を立て直す日でもあります。

洗濯をする。

食事をする。

少し寝る。

部屋を片付ける。

お金を使わずに過ごす。

それだけでも、
生活は少し戻ります。

休みの日を取り戻すことは、
生活を取り戻すことです。

大げさに聞こえるかもしれません。

でも、朝から深夜までギャンブルで一日を潰していた自分には、
今はそう思えます。


今、次のレースの締切が気になっているなら

今、この記事を読みながら、
次のレースの締切が少しでも気になっているなら、
ここで一度スマホを伏せてください。

この記事を読み終えることより、
次の勝負に戻らないことの方が大事です。

水を飲んでください。

財布を少し遠ざけてください。

昼飯代だけは、先に分けてください。

今日は勝つ日じゃありません。

悪化させない日です。


まとめ|休みの日を、ギャンブルに全部渡さない

休みの日なのに、
休めていなかった時期がありました。

朝からボート。

昼は競馬とボート。

夕方から地方競馬や競輪。

夜はミッドナイト競輪。

一日中、ギャンブルの中にいました。

負ければイライラする。

食事は適当になる。

残高が減る。

金策が頭をかすめる。

家賃や支払いのことまで後回しにしようとする。

外れれば怒りが体に出る。

今思えば、
あれは休みではありませんでした。

生活から目をそらし続ける時間でした。

でも、今日から全部を変えなくても大丈夫です。

まずは、今日だけ。

最初のレースを見ない。

最初の入金をしない。

午前中だけ守る。

昼飯代を残す。

スマホを伏せる。

休みの日を、少しだけ自分に戻す。

それだけでも、
十分に意味があります。

今日は勝つ日じゃありません。

悪化させない日です。

休みの日を取り戻すことは、
生活を取り戻すことです。

今日だけ、
自分の時間をギャンブルに全部渡さないでください。


【もし一人で止められない時は】

休みの日に一人でいると、
ギャンブルに戻りやすいことがあります。

暇になる。

スマホを見る。

動画を見る。

予想する。

少しだけ買いたくなる。

そこから一日が崩れることがあります。

もし一人で止められないと思うなら、
誰かに一言だけ送ってください。

「今日は朝から行きそうで危ない」

「午前中だけ見ないようにしたい」

「今日は入金しないようにしたい」

「また一日潰しそうで怖い」

それだけでも、
一人で抱えるよりは少し楽になります。

今すぐ全部を変えなくても大丈夫です。

まずは、今日だけ。

休みの日を、全部ギャンブルに渡さない。

そこからで大丈夫です。

※このブログは個人の体験と情報共有を目的としたものです。医療・法律・借金問題の個別判断に代わるものではありません。必要に応じて、専門機関や公的な相談先につながってください。

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